派遣という働き方の仕組み

派遣就業とはそもそもどのような働き方でしょうか?

この記事では、通常の正職員やパート職員ではなく、派遣社員として働く「人材派遣」の仕組みについてご紹介いたします。

人材派遣の仕組み

人材派遣は、働く人が特定の勤務先に雇用されて勤務するのではなく、派遣会社の社員として勤務先に派遣されて勤務する形態の働き方です。

通常の就職では、雇用契約はその職場と直接結びお給料の支払いは当然職場から支払われます。
一方で派遣の場合、実際に働くのは、例えば看護師さんであれば、病院や診療所、介護福祉施設などの勤務先(派遣先)になりますが、勤務条件など雇用契約は派遣会社と結び、給料も派遣会社から支払われることになります。

一般の就職が、自分と勤務先の2者間の契約になるのに対し、派遣で働く場合は、自分と派遣会社と勤務先の3者間の契約になるのが派遣という働き方の特徴です。

一般に、労働に関する法律は「労働基準法」が基本的なものになりますが、派遣社員として働く場合、労働基準法だけでなく「労働者派遣法」という法律も関わってきます。

労働者派遣法では、派遣社員ができる業務内容や働ける期間など、通常の就職とは異なる制限を定めているため、上記の通り派遣という形態は通常の就職とは異なる点が多くあります。

派遣社員として働く場合は、細かい法律の内容まで覚える必要はありませんが「通常の就職とは異なる」という点は理解しておく必要があるでしょう。

細かい違いについては別記事で紹介していきたいと思います。