ハローワークインターネットサービスを活用して保健師求人を探す方法
「保健師求人を探したいけど、どうやって探せばよいの??」
という声にお答えすべく、この記事では保健師の求人を探す手法の一つ、ハローワークを活用しての保健師求人を探す方法をご紹介します。
ハローワークインターネットサービスとは?

ハローワーク(=公共職業安定所)は無料職業紹介所の一つで、ご存知の通り、人材を募集する求人者から求人を受付け、就職先を探す求職者に求人を案内する機関です。
「ハローワークインターネットサービス」は、全国のハローワークが受理した求人情報のうち、求人企業が掲載を希望した求人を検索することができるサービスでインターネット上で求人の検索が可能です。
実は、このハローワークインターネットサービスには、意外と産業保健分野の求人が掲載されていることが多いのです。
産業保健分野に転職を考えている方は、ハローワーク求人は必ずチェックしましょう!
では、ハローワークインターネットサービスで求人を検索するには、どのような手続きを取ればよいのでしょうか?
ハローワークへの求職者登録の方法
まず、ハローワークインターネットサービスで求人を検索こと自体は、ハローワークに登録していなくても検索することが可能です。
手続きの時間がない方は、登録せずに求人の検索をしてもよいでしょう。
ただし、求人によってはハローワークの求職者に限定して公開しているものもあるため、余裕があればハローワークでの求職者登録をすることをおすすめいたします。
求職者登録の流れ
求職申込みの流れは以下の通りです。
最寄りのハローワークに行って書類に必要事項を記載し提出するだけです。
求職の申込みが受理されるとハローワークカードが発行され、求職番号が付与されます。
ハローワークインターネットサービスで検索する際に求職登録があるかどうかの選択項目があり、そちらにチェックを入れて検索することで限定公開求人を含めて閲覧することができるようになります。
ハローワークインターネットサービスでの保健師求人検索方法

次に、ハローワークインターネットサービスで実際に産業保健分野の求人を検索する流れをご紹介いたします。
1.サイトへログインし求人情報検索をクリック

2.求人情報の種類・都道府県を選択し、検索をクリック
3.詳細条件の選択

慣れればなんてことはないですが、最初は下記項目をチェックして検索しましょう!
●求人登録有無
→ハローワークに求職者登録していれば求職者番号を入力しましょう。

「◎」の求人は求職者登録なしでも見れますが、
「◯」の求人は求職者登録がある人のみ求人社名を確認することができます(求人概要は登録なくても見れます)。
●求人事業所
求人名をピンポイントで入力して検索できるため、具体名で求人を探すこともできます。
下図の通り産業分類で絞り込むこともできますがここでは使用しません。
「保健衛生」業で絞って検索もできますが、こちらは調剤薬局や整骨院などが対象になるため、産業保健の求人がヒットしなくなってしまいます。

●就業場所
市区町村や沿線で絞り込むことができます。
転職エージェント時代はここを自分の担当エリアで絞り込み、求人先に求職者紹介をしたりもしていました。
●仕事の内容
希望する職種で絞り込むことができます。
大分類で「B 専門的・技術的職業」を選択すると、
中分類に「13 保健師、助産師、看護師」がありますので、こちらを選択しましょう。

●応募条件
「年齢」「最終学歴」「既卒者の応募」「資格・免許」「学歴」「経験」「選考方法」の項目で絞り込みができますが、ここでは「資格・免許」の項目のみを使います。

ただ、仕事の内容(職業分類)で「保健師、助産師、看護師」を選択しているので、どちらか一方だけ選択する形でもよいでしょう。
●労働条件等
「賃金」「雇用形態」など絞り込むことができますが、ここは入力せずに進めます。
全体の求人数が多いわけではないので、ここで絞り込むよりも、検索して出てきた求人一覧から一つ一つの求人概要を見て判断すれば十分です。
●福利厚生
ここも上記と同じ理由で入力せずに進めましょう。
●フリーワード
ここでフリーワードに「産業保健」と入力します。

以上の流れで必要事項を選択・入力し、検索ボタンをクリックしましょう。
4.求人詳細を確認する
試しに、基本条件を「東京都」、
詳細条件で、
「仕事の内容>希望する職種(職業分類)>保健師、助産師、看護師」
「フリーワード:産業保健」で検索すると7件の産業保健求人が出てきました(2019/12/12時)。

あとは求人番号の箇所がリンクになっているのでクリックしましょう。
各求人の概要を閲覧することができます。
以上が、ハローワークインターネットサービスでの産業保健求人の検索方法です。
良い求人が見つかったら、企業のホームページなどにも目を通し、応募の準備を進めていきましょう!
とはいえ、企業への応募は心理的ハードルが高いのも事実です。
履歴書や職務経歴書の書き方や、志望動機を考えるのに自信がない方は、転職エージェントに相談することも検討しましょう。
良い転職エージェントは求人の紹介だけでなく応募書類の添削や、志望動機の作成なども支援してくれます。
→保健師の元転職エージェントが教える本当に産業保健師求人に強い転職サイト4選!
保健師求人を探すコツは複数の媒体を使い分けること
産業保健分野への転職は看護師が医療機関に転職するのと比べると狭き門であるため、事前の情報収集や準備が必要になります。
保健師業務未経験であればなおさらです。
しかも、ハローワークや他の求人サイトに掲載されている求人は、産業保健求人全体の一部でしかありません。
産業保健の求人の多くが、求人サイトには掲載されない非公開求人です。
→[準備中]産業保健分野の求人の多くが非公開求人である理由とは⁉
そのため、産業保健分野への転職をしたい場合は、複数の媒体を使い分けることが転職を成功させるコツです。
具体的には「無料求人媒体」「有料求人媒体」「転職サイト・転職エージェント」「縁故採用」などです。
→[準備中]転職サイトに登録して産業保健の非公開求人を紹介してもらう方法
少しでも可能性を高めるために、このサイトで紹介している手法をぜひ参考にしてみてください!
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